枯れてしまったカーネーションでも母は喜んでくれた。母の日になると思いだすのだ。について
母の日というと私が一番最初に思い浮かべるものは、やはりカーネーションだ。色んな意味で母には本当に感謝をしている。長男の嫁として嫁いできた母は、若い頃からずっと苦労をしてきた。そんな母に、一年に一度ある母の日には心から笑ってほしいとおもい、何をプレゼントしようかと考えるのだが、いつも失敗してしまう。小学校2年生の時は、お小遣いで自宅からちょっと離れているスーパーのお花屋さんで鉢植えのカーネーションを買った事がある。
母の日の当日、カーネーションをプレゼントして喜んでもらおうとしたのだが、買ってきたのは母の日の前日だった。そのため、次の日まで母に見つからないようにどこかに隠しておかなければならない。悩んだ結果、勉強机の椅子の前にスペースがあったので、そこに隠して次の日は学校に出かけることにした。いつもよりも早く帰って来た私は、母にカーネーションを渡そうと喜んでいた。だが、カーネーションが枯れてしまっているではないか。私は悲しくなって涙ぐんだまま母にカーネーションを渡すことになってしまった。それでも母はとても喜んでくれていた。そして毎年母の日になると、その事を思い出す。
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